太陽光発電は本当にお得か?元は取れるのか?


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最終更新日:2015/3/21

太陽光発電は本当にお得なのでしょうか?採算は取れるのかどうか検証します。検証するには以下のことを考慮しなければなりません。

①初期費用
導入費用の相場は、1kWの発電パネル当たり約35万円が2015年現在の相場です。多くのパネルをつければ発電電力量も上がりますがコストも上がります。 3kw~5kwの発電システムが一般的に多いようです。

下記サイトで初期費用の見積もりが出来ます。



②補助金
少し前までは設置に当たり補助金がついていましたが、今では0円がほとんどです。

③年間発電量
年間発電量は主に以下要素で決まります。
 ・太陽光パネルの発電効率
 ・パネル設置向き
 ・地域(年間日照時間が地域によって異なるため)

例えばパナソニックでは下記リンクにあるように、1kW発電のパネル当たり1100kw発電すると算出しておりますので、その値で計算します。
http://sumai.panasonic.jp/solar/capacity.html

④売電価格
発電した電気は「自分で消費する」のと「余剰分を売電する」のに使われます。自分の家庭での消費分は、もともと電力会社から買う分が節約できるので約24円/kwhの節約です。 また2015年の売電価格は33円/kwhです。

では、発電した電気はどれくらいの割合で売電できるのでしょうか? 年間消費電力量より発電電力量が小さければ、売電出来る電気は0だと思われますが、実はそうではありません。 発電量は主に昼間に多く夜間は少なくなります。電気は溜める事が出来ないので、 昼間に多く発電した電気を売る事が出来ます。逆に夜間は電気を買う必要があります。

なので、いくら年間消費電力 > 年間発電電力でも電気を売る事が出来ますし、逆に年間消費電力 < 年間発電電力でも電気を買う必要があります。 一般的に、年間発電電力の4割が家庭で消費する電力に割り当てられ、残りの6割が売電できる電力と言われてます。

以上のデータから、どれくらいで元が取れるのかグラフで表しました。

発電
能力
初期費用補助金額年間発電
電力量
発電電力使途内訳電力単価
自家消費分売電分自家消費分売電分
3kw105万円0円3300kwh1320kwh1980kwh24円/kwh33円/kwh
4kw140万円4400kwh1760kwh2640kwh
5kw175万円5500kwh2200kwh3300kwh

自分で探した商品で計算したい場合は以下を使用してください。
下記項目を入れてクリックするとグラフが描かれます。

プラン初期費用
(万円)
補助金額
(万円)
年間発電
電力量
(kwh)
購入電気単価
(円/kwh)
売却電気単価
(円/kwh)
プランA
プランB
プランC

<考察>
上記では太陽光発電は約11年で元がとれる計算になります。しかし上記では考慮していない項目があります。
④ 撤去・廃棄費用
いずれはソーラーパネルに寿命が来て、パネルを撤去する必要が出てくることを考慮しなければなりません。相場的に撤去・廃棄費用としておよそ20万かかります。

⑤ ローンによる金利
太陽光発電を設置する時には、費用を住宅ローンに組み込む、もしくは住宅ローンの返還最中の場合がほとんどだと思います。太陽光発電の設置費用を住宅ローンの返済にあてれば 金利分を浮かせることが出来たはずなので、その分は事実上の損失として考えなければなりません。ただし、住宅ローン控除で10年間は1%分の控除があるので、 10年目以降もしくは住宅ローンの金利が1%以上の場合に損失を考える必要があります。

⑥ パネル劣化による発電効率の低下
ソーラーパネルの発電効率は劣化により年々落ちていきます。どれくらい効率が悪化するかの情報はメーカーから開示されておらず、 どれくらい効率が悪化するかは不明です。発電効率低下によって元が取れる期間が延びると考えられます。

<結論>
長期的スパンで考えれば太陽光発電は得になる可能性がありますが、様々なリスクにより、元を取れないということも十分考えられます。 今後、更に低コストで発電効率の良い物が出てきて、5年位で元を取れるくらいになれば嬉しいと、個人的には思います。